眞板雅文氏作品「水ありて時ながれ」の除幕式(5/24)
終了しました
宇部市の彫刻展をはじめ、国内の野外彫刻界に大きく貢献した、眞板雅文氏の遺作「水ありて時ながれ」の除幕式を行います。
日時 | 平成22年5月24日(月曜日)13時30分~ |
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場所 | ときわ湖水ホール(ときわ公園内)花壇周辺 |
出席者・参加者 | 眞板 充江氏(眞板雅文氏夫人)、久保田后子市長 |
主催者 | 宇部市 |
眞板雅文氏について
眞板雅文氏は、国内を代表する野外彫刻家であり、宇部市の彫刻展では、第6回現代日本彫刻展で初入選し、その後長年にわたって出品を続け、第14回、15回、16回では連続受賞を果たし、第20回では、土方定一記念特別賞を受賞しました。その後、後進の育成にも力を注ぎ、国内の野外彫刻界に大きく貢献されましたが、2009年3月9日に、64歳で亡くなられました。
作品について
- 作品タイトル…「水ありて時ながれ」
- 作者…眞板雅文
- 制作年…2008年
- 大きさ…440×166×230cm
- 素材…コールテン鋼、土、植物
作品は、大阪で開催された「彫刻の小径2008≪空と風と水と≫:主催アートコートギャラリー」に出品されたもので、昨年、眞板充江氏より、故人の思い入れのある宇部市に寄贈いただいたものです。眞板雅文氏の遺作となったこの作品は、植物の成長をイメージしたもので、台座に取り付けられた約120cmの円盤には土を敷き詰め、中にツル系の植物を植える予定です。作品の素材には、コールテン鋼という耐候性の金属が使用されており、植えられた植物の緑と、作品の赤いサビ色とのコントラストにより、植物の生きいきとした生命感を見せながら、金属の強い素材感を感じさせます。